分析方法
LotoScopeに表示されるすべての値の定義と計算方法です。統計処理はすべて純粋関数として実装され、ユニットテストで検証されています。
データ取得元
唯一の情報源はみずほ銀行の当せん番号案内です。公式ページの数字は、公式サイトが配信する回号別CSV(ロト6第461回以降・ロト7全回)と、過去回の静的バックナンバーページ(ロト6第1〜460回)から取得しています。第三者サイトのデータは一切使用しません。
自動更新方式
GitHub Actions が公式サイトを確認し、ローカルに存在しない回号だけを取得します。処理は次の順序で行われ、途中のどこかで問題があれば既存データは一切変更されません(fail closed)。
- 公式の回号一覧(直近約1年分)を取得し、ローカル最新回と比較
- 不足している回号を順番にすべて取得(複数回の取りこぼしにも対応)
- 1回ごとの検証(数字の個数・範囲・重複・日付)
- 全履歴の検証(回号の連続性・重複・日付の順序)
- 一時ファイルへの書き込み後に rename(atomic update)
- 統計データの再生成・テスト・コミット・プッシュ → Vercel が自動デプロイ
公式サイトの構造が想定と異なる場合、空の結果として正常終了するのではなく、エラーとして停止し運営者に通知されます。
更新タイミング
抽せん日(ロト6: 月・木、ロト7: 金)の日本時間 20:30 頃にメイン更新を実行し、さらに毎日 21:30 頃にセーフティネットとして確認します。日付をハードコードせず「新しい回があれば追加する」方式なので、年末年始や抽せん日の変更、公式掲載の遅延にも追従します。
Frequency(出現回数・出現率)
指定期間の各抽せんについて、本数字に含まれた回数を数えます(ボーナス数字は別集計)。出現率 = 出現回数 ÷ 抽せん数。
理論期待値
ロト6は1〜43から6個、ロト7は1〜37から7個が選ばれます。特定の数字が1回の抽せんで本数字に入る確率 p と、N回の抽せんにおける期待値・標準偏差は次のとおりです。
ロト6: p = 6 / 43 = 13.953% ロト7: p = 7 / 37 = 18.919% expected = N × p standardDeviation = √(N × p × (1 − p))
Z-score
zScore = (observed − expected) / standardDeviation
期待値から標準偏差いくつ分離れているかを示します。公正な抽せんでも、約32%の数字は |Z| > 1、約5%の数字は |Z| > 2 になります。Z-scoreは過去の偏りの大きさを表すだけで、将来の出現確率を変えるものではありません。
Gap(未出現回数・出現間隔)
- 現在未出現回数:最新抽せんから、その数字が最後に出現した回までの経過抽せん数。最新回に出た数字は 0、期間内に一度も出ていない数字は期間の抽せん数。
- 平均出現間隔(Average Gap):連続する出現の間隔(抽せん数の差)の平均。出現が2回未満の場合は定義されません。理論値は 1/p(ロト6 7.17回、ロト7 5.29回)。
- 最大未出現回数(Max Gap):出現間隔の最大値と現在未出現回数のうち大きい方。
HOT / COLD
指定期間で出現回数が最も多い6個を HOT、最も少ない6個を COLD と表示します。同数の場合は数字の小さい順。これは期間内の相対的な多少を表すだけで、将来出やすい・出にくいという意味ではありません。
パターン
- 奇偶理論分布:1〜43には奇数22個・偶数21個(ロト7は奇数19個・偶数18個)。奇数が x 個になる確率は超幾何分布 C(odd, x)·C(even, k−x) / C(n, k)。
- LOW / HIGH:ロト6は 01〜21 をLOW、22〜43 をHIGH。ロト7は 01〜18 / 19〜37。理論分布は奇偶と同じ超幾何分布。
- 連番:昇順に並べた本数字に n と n+1 が含まれれば連番あり。10 11 12 なら3連番。連番を1組も含まない組み合わせ数は C(n−k+1, k) なので、連番を含む確率はロト6 54.7%、ロト7 74.5%。
- ゾーン:01-09 / 10-19 / 20-29 / 30-39 / 40-43(ロト6)、01-09 / 10-19 / 20-29 / 30-37(ロト7)。理論値はゾーン内の数字数に比例。
- 数字間隔:昇順の隣接する本数字の差。
合計値と合計値パーセンタイル
1〜n から k 個を選ぶすべての組み合わせ(ロト6 6,096,454通り、ロト7 10,295,472通り)について合計値の分布を、総当たりではなく動的計画法で数え上げています。平均はロト6 132、ロト7 133。パーセンタイルは「全組み合わせのうち、合計値が指定値以下のものの割合」です。
Pair(共起)
2つの本数字が同じ回に出た回数。特定の2数字が1回で同時に出る確率は k(k−1) / (n(n−1))(ロト6 1.66%、ロト7 3.15%)、期待回数は N × その確率。ボーナス数字は含めません。
Similarity(類似度)
基本スコアは選択した数字と過去抽せんの本数字との共通個数です。同点の場合は (1) 合計値の差が小さい、(2) 奇偶構成の差が小さい、(3) 新しい回、の順で並べます。この順位は当せん期待値ではありません。
Combination Check
選んだ組み合わせの合計値・パーセンタイル・奇偶・LOW/HIGH・ゾーン・連番・数字間隔・HOT/COLD該当数と、過去抽せんとの一致数(n個、n−1個、…)を表示します。一致数 m の理論確率は超幾何分布 C(k, m)·C(n−k, k−m) / C(n, k) です。どの有効な組み合わせも1等当せん確率は同一です。
Multi Check(まとめてチェック)
最大10組の組み合わせを、指定期間の全抽せんと照合して等級ごとの該当回数を数えます。等級は公式の条件(ロト6: 1等 本数字6個 / 2等 5個+ボーナス / 3等 5個 / 4等 4個 / 5等 3個、ロト7: 1等 7個 / 2等 6個+ボーナス / 3等 6個 / 4等 5個 / 5等 4個 / 6等 3個+ボーナス1個以上)で判定します。本数字 m 個・ボーナス数字 j 個が一致する理論確率は C(k, m)·C(b, j)·C(n−k−b, k−m−j) / C(n, k)(b はボーナス数字の個数)で、理論期待回数は N × その確率です。当せん金額は扱いません。
抽せん回ページの「見どころ」
各回のページでは、その回の数字をそれ以前の全抽せんと同じ基準で記述します。「前回と同じ数字」は直前の回の本数字との共通個数で、独立した2回の抽せんでの期待値は k² / n(ロト6 36/43 ≒ 0.84 個、ロト7 49/37 ≒ 1.32 個)、1個以上重なる理論確率は 1 − C(n−k, k) / C(n, k) です。「何回ぶり」はその数字が直前に出た回からの間隔、「最も似た回」はそれ以前の回だけを対象にした類似度の1位です。見どころの並び順は、3連番以上・前回と2個以上の重複・合計値が下位または上位10%・平均間隔の3倍以上の空白・5個以上の一致、を「目立つ事実」として先頭に置くという固定の規則で決めており、文章は毎回同じ基準で機械的に生成されます。
2数字の記録ページ
2つの本数字が同じ回に出た回数と、全ペア(ロト6 903、ロト7 666)の中での順位、最後に揃った回、揃った回の一覧を表示します。順位は共起回数の多い順で、同数は同順位です。誕生日の月と日を数字として扱う場合も計算は同じで、入力した日付そのものはページにも共有カードにも含まれません。
いつもの数字(端末内保存)
番号チェックで保存した組み合わせは、閲覧中のブラウザの localStorage にだけ記録されます(最大10組)。サーバーには送信されず、別の端末やブラウザには同期されません。トップページでは最新回との本数字・ボーナス数字の一致数と、該当する等級条件、保存した時点より後の抽せんでの最多一致数を表示します。等級は一致数から判定した参考表示で、公式の当せん照会ではありません。
Randomness Lab
実測値と理論値の差が、公正なランダム抽せんでも自然に生じる範囲かを見るためのページです。χ²統計量(Σ(observed − expected)² / expected)は自由度 n−1 のとき平均 n−1 になります。
検証とデータ品質
詳細はDataページを参照してください。すべての統計関数・検証・パーサーにはユニットテストがあり、公式サイトのHTML/CSV構造の変化は固定フィクスチャによるテストで検知します。