連番を含む抽せんはどれくらいあるのか:「連番は出にくい」は本当か
ロト6で連番(隣り合う数字)を含む組み合わせは全体の54.7%、ロト7では74.5%。計算の仕組みと、過去2,143回・697回の実測、最長の連番、連番が続いた記録を整理します。
「連番は出にくいから避けたほうがいい」という話をよく聞きます。実際には逆で、ロト6では連番を含む回のほうが多数派です。なぜそうなるのか、計算と構成パターンのデータで確かめます。
連番を含む組み合わせは半分以上ある
ここでいう連番は、本数字の中に 10 と 11 のように隣り合う数字が 1 組でも含まれることです。
連番を 1 組も含まない組み合わせの数は、C(n − k + 1, k) という式で数えられます。ロト6(n = 43, k = 6)なら C(38, 6) = 2,760,681 通りで、全体 6,096,454 通りの 45.3% にあたります。残りの 54.7% は連番を含む組み合わせです。
ロト7(n = 37, k = 7)では C(31, 7) = 2,629,575 通りが連番なしで、全体 10,295,472 通りの 25.5%。つまり 74.5% が連番を含みます。選ぶ個数が多く、数字の範囲が狭いほど、連番は避けにくくなります。
過去の実測は理論どおり
2026 年 10 月時点の全抽せんで、連番を含む回を数えると次のようになりました。
| 集計回数 | 連番を含む回 | 実測の割合 | 理論 | |
|---|---|---|---|---|
| ロト6 | 2,143 回 | 1,165 回 | 54.4% | 54.7% |
| ロト7 | 697 回 | 515 回 | 73.9% | 74.5% |
どちらも理論値から 1 ポイント以内です。「連番は出にくい」どころか、ロト6では 2 回に 1 回以上、ロト7では 4 回に 3 回、連番が出ています。
長さ別に見る
最長の連番の長さで分けると、ロト6はこうなります。
| 最長の連番 | 回数 |
|---|---|
| 連番なし | 978 回 |
| 2 連番 | 1,024 回 |
| 3 連番 | 127 回 |
| 4 連番 | 14 回 |
| 5 連番以上 | 0 回 |
4 連番は 14 回あり、第 55 回の 11 12 13 14、第 422 回の 5 6 7 8、直近では第 1918 回(2024 年 8 月 1 日)の 3 4 5 6 などです。また、10 11 と 20 21 のように離れた連番を 2 組以上含む回も 169 回ありました。
ロト7では 2 連番 409 回、3 連番 87 回、4 連番 18 回に加えて、5 連番が 1 回だけあります。第 324 回(2019 年 7 月 5 日)の 9 13 16 17 18 19 20 です。
3 連番以上の長さごとの理論値は閉じた式がないため、LotoScope では「連番なし」の割合だけを理論値として示しています。
連番が続いた記録、途切れた記録
各回は独立なので、連番を含む回が続くことも、含まない回が続くことも起きます。ロト6では、連番を含む回が 11 回連続した時期(第 1913 回まで)と、連番を含まない回が 8 回続いた時期(第 218 回まで)がありました。
連番を含む確率を 54.7% とすると、ある特定の 11 回がすべて連番を含む確率は 0.547 の 11 乗で約 0.1% です。小さく見えますが、2,000 回以上の抽せんの中には「11 回の窓」が 2,000 以上あるので、どこかでこのくらいの連続が起きることはむしろ自然です。
なぜ「連番は出にくい」と感じるのか
人が数字を選ぶとき、無意識に数字を散らそうとすることが知られています。1〜43 の盤面にまんべんなく印をつけると、連番は含まれにくくなります。その結果、自分の選び方と比べて抽せん結果に連番が「多い」ように見えます。
連番を避けて選ぶこと自体に損も得もありません。どの 1 口も 1 等になる確率は 1 / 6,096,454 のままです。ただ、「連番を避ける」という選び方は、組み合わせ全体の 54.7% を候補から外していることになります。確率を上げる方法ではなく、好みの問題として考えるのが正確です。
自分で確かめる
構成パターンでは、連番の長さ別の実測回数を理論と並べて表示しています。期間フィルタで直近 100 回や 500 回に絞っても、割合がほとんど変わらないことを確かめてみてください。また、番号チェックにいつもの番号を入れると、その組み合わせに連番が含まれるか、連番を含む組み合わせが全体の何%かが「構成」の欄に出ます。